個人が起業する場合、多くのケースで推奨したいのは、まずは個人事業として起業する
という方法です。
起業には法人と個人事業の2種類があります。
もし一定以上の利益が出ない場合や赤字の場合でも、法人の場合は毎年それなりに税金がかかってしまいます。
ですが個人事業ならば、赤字の場合は所得税がかからずに済むのです。
そして個人事業として立ち上げた事業が、ある程度拡大したり、収入額が増えたりした場合、考えたいのが【法人成り(ほうじんなり)】です。
法人成りとは、個人事業主として事業を行っていた者が、新たに法人を設立し、それまで行っていた事業をその新たな法人へと移行していくことをさしています。
事業としてはすでに年数を経験したり、顧客を得たり、一定以上の収入がある状況から法人を始められるのがメリットです。
完全にゼロの状態から法人を起こすよりも、断然に有利だといえるでしょう。