「起業したい」と言って、セミナーに参加したり、資格を取ったりしている方に意外と多く見られるのは「起業準備の期限が決まっていない」ということではないでしょうか。
こう言った人たちは、起業家を夢見ているだけの状態が非常に長く続く恐れがあると言っても良いのではないでしょうか。

実際に「起業する」と言い切って準備を始めた人たちの場合、比較的早い段階で起業家として戦っているケースが多いように思います。

口で「起業したい」と言っているだけでは、いつまでも「起業したい人」、つまり起業予備軍にすぎません。
「起業家」は、口だけでなく、実際に行動を起こした人のことをいうのです。
簡単なことかと思われるかもしれませんが「いつ起業するか期限を決める」ことは非常に大切なことと言えるのではないでしょうか。

サラリーマンであれば、毎月決まった額の給料があるため、言ってしまえば「起業しなくても困らない」状態であると言えるでしょう。
その上、日々の業務に追われてしまうと「起業」という目標が霞んでしまう事態も起こりかねないでしょう。そうなってしまうと、一生そのままであるのも悪くないと思えてきてしまうかもしれません。
自身のモチベーションを上げるためにも、本気度を自覚するためにも是非、具体的な起業準備期限を決めておくと良いでしょう。
せっかくのやる気を趣味のような時間で無駄にしてしまったり、副業程度の企業にしてしまわないためにも、しっかりと集中して準備に取り組む時間と期限を決めておくのは、今後の運営にも響くと言える重要なタイムキープ法であると言えるのではないでしょうか。

また、同じように「起業したい」と言うのではなく、意志のとおった「起業する」と言う言葉遣いも大切と言えるのではないでしょうか。
意識一つで「これから」は大きく変化して行くでしょう。