起業準備を終えて、無事に起業したとしても、そこで一気に夢が叶うというわけではないと言えるでしょう。
準備期間からソーシャルネットワークサービスやブログなどを更新し続けていたり、各交流会などで名刺を一生懸命ばら撒いたからといって、起業後すぐに反応があると勘違いしてはいけないでしょう。
起業すれば儲かるという短絡的な考え方はいますぐに捨てておいたほうが身のためなのではないでしょうか。
自身の業務を世間に知ってもらい、浸透させていくという事は、じっくりと時間と実績を積み上げてこそ成せるものと言えるのではないでしょうか。
当たり前のような事ですが、起業準備は「準備」であって、本当のスタートは、まさに「企業」してからと言えるのではないでしょうか。
自身の想像を超えた努力まで達していない場合、ちょっとやそっとで顧客はついてこないでしょう。
準備の段階から起業後のビジョンを見据えて行動できなければ、起業後の運営ですぐにバテてしまうのではないでしょうか。
コツコツと時間をかけて実績を積み上げてやっと「起業」というスタート地点に立てるというわけです。
準備の延長に起業はないと思います。
一段上に起業はあり、その分準備よりも努力する覚悟がなければ運営は難しいと言えるでしょう。
長期的な視点を持って臨むと言っても、それは決して「のんびり」運営していくということではなく、事業が軌道に乗るまで、長期的に努力し続け、かつ、その期間、自身が生活していけるだけの蓄えを準備しておかなければならないと言った意味での視点であると言えるでしょう。
毎日の行動を見直し、無駄な時間を有意義な時間に変えていくという小さな改革が、後々大きな実績へと繋がっていくことを信じて積み重ねて行くことが、成功への道と呼べるのではないでしょうか。