起業に向けて準備しているといった方の中には、起業して経営が落ち着くまで、経理処理を自分で済ませたいために簿記を勉強しておこうという方が少なくないようです。しかし、経理処理の前に打ち出てくる問題としては「売り上げが上がらない」ということがあげられるのではないでしょうか。それではいくら簿記を勉強していたとしても、まったく活用できない事態に陥るどころか「経営難」という最大の難関に立たされてしまうのではないでしょうか。しかし、起業家の中には、起業してすぐに安定した売り上げを得て、瞬く間に事業を波に乗せるといった方もおり、そう言った起業家には、前の仕事の繋がりからの顧客があったりするなど、市場の動きに敏感であったり、営業力が身についているといった方が多いように感じられるようです。つまり、簿記の勉強をする時間があるならば、市場調査の勉強や、営業力を身につけるための時間として活用するべきと言えるのではないでしょうか。近年では、インターネットでも勉強できますし、直接セミナーなどを受けに行くといったことが重要になってくるのではないでしょうか。講師の方から直接話を聞け、わからない事などは質問もできるため、自身の身になりやすいと言えるのではないでしょうか。そもそも売上がないと、経理は必要ないと言えるため、起業準備の段階である収入が安定している時期に、事業運営のためのスキルを少しでも多く蓄えて置くということは重要なポイントと言えるのではないでしょうか。こういったことから、営業の経験や市場調査のための知識がないといった方でも、うまく時間を活用し、独立のための準備をするといったことも可能であると言えるのではないでしょうか。