自分のスキルで起業したいのならば、最初はやはり気持ちだけでなく、難しい専門的なことを猛勉強してその道の専門家になるまで知識を蓄えておいたほうが良いでしょう。
例えば「外注先が急に倒産」などの事態は様々にありえます。
税理士を入れるにしろ、ある程度の経理の知識は経営者として必須といえるでしょう。
また経理や管理システムなども自分でなんとかできるレベルまで勉強しておくとよいでしょう。
簿記の知識や試算表を読む知識がない場合、銀行からの融資を断られることもありますので気をつけましょう。
文書作成ソフトなどの操作も学んでおく必要があります。
いまの時代に請求書が手書きでは、格好がつきませんよね。
請求書関連/経理関連/給与関連は、最低抑えておきましょう。
ホームページ作成も必須でしょう。
経費削減で自力で作ろうとする方もいますが、ここは経費を使うべきところで中途半端なものにならないように、しっかりプロにお願いすることをお勧めします。ホームページを作成することで、「もっとこういう情報を載せたほうがいい」など客観的に会社のことを見る事もできます。
ただしホームページを作成して会社を辞める前にインターネットへ掲載した場合、副業をしていたと訴えられる場合もありますので、「準備は起業前、掲載は起業後」が良いでしょう。
勉強方法としては、ビジネス書を読んだり、セミナーを受けたりして知識を増やしてみてください。
よくある異業種交流会は仕事や人脈を欲しがっている人が多く、経営者としての知識を増やすための勉強会としては役に立たないこともあるようです。
知識はしっかりと人に話したり教えてあげたりするなど実践的にアウトプットすることで、より身に付きやすくなるでしょう。
ただし話す人はまず自分が信用出来る相手を選びましょう。
下手に人に話しては、思いがけないトラブルに繋がりかねません。