知識を得ないと独立なんてできない。
だから起業に必要な資格を取得しよう。
これもまた、起業を志す方が一度は考えることだと思います。
しかし、いくら企業に必要な知識や資格を得たとしても、実践には向かわなければ起業はできません。
極論を言えば、知識と経験は最後でも構わないと思います。
なぜなら起業で必要なことはほとんどの場合、実際に起業してみないとわからないと思うからです。
しかし、最低限の知識は必要でしょう。
この最低限の知識を習得したら、あとは実際にやってみます。
最初に、お客さまにサービスを始めます。
そうすればお客さまから何らかの反応があるでしょう。
それは質問かもしれません。
クレームかもしれません。
しかし、目の前にお客様がいらっしゃる以上、対応をしなければなりません。
この緊張と責任感が何よりビジネスに必要な知識と経験を習得させてくれると思います。
そうすると経験から知識へと変化していきます。
これが基本スタンスだと思います。これは、会社に努めている間でもできると思います。
例えば、今まで関わりの無かった部署の仕事を知ることです。
これは独立したときに経営に関することの全てを自分でやらなければならないためです。
ある程度の大きさの会社であれば、経営に必要な仕事の多くは分業されています。
サラリーマン時代なら会社内の様々な部署にいるプロと簡単に話しができます。
例えば、経理部に通い企業会計や経理実務に関する話し聞いてみると良いと思います。
質問をし、資料をもらうことが出来るのはその会社に努めているからです。
サラリーマンであることを最大限活かしましょう。