会社を設立する時に必要となるものは多岐にわたりますが、どんな種類の会社を設立するのかによって必要になる物はことなります。

 

まずは株式会社です。
誰もが耳にした事があるメジャーな法人形態がこの株式会社でしょう。
この株式会社は株主総会と呼ばれるものを設置することが義務付けられています。
これは1人でも設立する事はできます。
しかし、取締役会設置会社とする場合は、取締役を3名、さらに監査役を1名用意する必要があります。

株式会社の設立に必要となる書類は「定款」「登記申請書」「取締役の印鑑証明書」「OCR用紙」「就任承諾書」「振込を証明する書面」「印鑑届出書」などがあります。
これらの他にも、場合によっては他に必要となる書類もあるので、届出先に確認しておくと良いでしょう。

株式会社の設立の推移は、まず会社の設立に関する基本的な事柄を決定し、定款を作成します。
そして、公証人役場で定款の認証を受けます。
その後に登記申請をして必要な場所に各種届出を行います。
これで株式会社の設立となります。

 

次に、合同会社に必要なものです。
合同会社は株式会社よりも設立のハードルが低くなっていて、費用も少なく1人でも設立できます。
必要な書類は「定款」「登記申請書」「代表となる社員の印鑑証明書」「OCR用紙」「資本金決定書」「就任承諾書」「払込を証明する書面」「印鑑届出書」などです。
合弁会社の場合でも、これらの他に必要となる書類がある場合があるので、届出先に事前に確認するようにしてください。

設立の流れはほとんど株式会社と変わらないでしょう。
会社の設立に関する基本な事柄を決定し、定款を作成します。
そして資本金を払い、登記申請をし、設立後各種届出を行います。