しっかり気持ちをもって起業したはずなのに倒産してしまう会社にある共通点とは何でしょう。それは起業家自身が自分に甘いということです。
例えば8〜10時間程度の実働時間であれば、サラリーマンでよくある労働時間ですよね。ただし経営者であれば、そういうわけには行きません。
趣味や息抜き、家族と過ごす時間、そんな時間はまず最初の一年はないと思って過ごしてください。起業家は仕事以外のことをしてはいけないと思って良いぐらいなのです。
もちろん倒れるほど働いていては本末転倒ですが、倒れる寸前まで自分を駆使し働く意思を持つことが大切です。
周りの方々はきっと優しい言葉をかけてくれるでしょう。少しぐらい休憩したほうがいいよ。もう充分頑張っている。
などなど誘惑の声が耳に入ってくるでしょう。
ただそんな声が聞こえてきても惑わされてはいけません。成功する社長と倒産してしまう社長の分かれ目はココにあるのです。
休憩は成功してからいくらでも思う存分取りましょう。経営者で過労死することは少ないのです。同じ長時間働いたとしてもやりたくない仕事を延々をやっている会社員のほうが精神的に病んで体調を崩し過労死していくケースが多いのです。自分でやりたいことを仕事にしている方は過労死ではなく、お金がなくなり会社が倒産してしまうかもしれないという恐怖に怯えてしまうのです。そこで自分の弱さに勝てない人が起業で成功することは難しいでしょう。自分の意思を明確にし起業をしたいと思った当初の気持ちを忘れないことです。
人は日々忘れていく生き物なので、忘れてはいけないことは毎日目につくところに置いておくなどして自分に負けないことが成功への近道です。