昨今、様々なメディアで「働き方改革」が取り上げられています。実際に、少しずつですが、企業などの雇用形態に動きがみられるようになり、今までの雇用概念の型が徐々に、変化しようという時代になりました。労働とは、いつの時代にも、人の営みとは切っても切れないものであって、私たちにとって生まれてから終身を遂げるまでの間、必要不可欠なものになっているはずです。
「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律の施行」に向けて、国側が「働き方改革実現会議」を設けました。労働界、産業界のトップ、有識者による論議が行われ、国を挙げて働き方改革の実行計画について話し合われています。
皆さんは、この「働き方改革」についてどうお考えですか?
ご自身の身の回りでも、様々な動きが実際に起こっていますでしょうか?
国が掲げる主な三本柱は、
- 長時間労働に対する残業時間の短縮
- 非正規労働者と正社員の格差
- 労働者人口の不足を補う
と言われています。
こういった推進計画に対応する企業側、雇用側の取り組みには、様々な改善レポートが報告されており、あらゆるビジネスの現場に新しい風が吹きそうな予兆があります。そういった、働き方改革の勉強会として、様々なセミナーが各地で行われているのも確かです。働き方改革の一環として、勤務時間の管理にフレックスタイム制度を取入れたり、副業や兼業を許可する企業、また在宅勤務制度によって、労働者のライフスタイルそのものを模様替えしようと世の中が動いています。もちろん、デスクワーク型の勤務スタイルには、このような、改変が行い易いですが、工場などでの勤務の技能職、また各種サービス業、物流、医療など現場が主となる職種には、在宅勤務などは当てはまりにくいかもしれませんが、各職種の中で、様々な角度から働き方が見直されていることは確かなはずです。
「働き方改革」は、様々な背景のもとに推し進められている取り組みです。皆さんも、受動的にこの改革を受け止めるのではなく、能動的に皆さんに合ったライフスタイルを変化させてみて下さい。昨今では、この働き方改革の施行に伴い、副業、兼業に関する起業セミナーや、勉強会などが多方面で行われています。そういった場所に足を運んで、耳を傾けることから働き方改革のワンステップに繋がるはずです。