実際に「起業」するにあたってどんな準備をすればよいのでしょうか?

起業準備に費やした費用も、「開業費」としての経費として計上可能です。

注意しなくてはならないのは、個人事業と法人事業では、その仕組みが異なります。

【個人事業】の開業費の例

「開業費」

●起業セミナーへの参加費用

●店舗、事務所の賃貸料

●起業準備スタッフへの給与

●名刺作成代金

●印鑑作成費用

●交通費用

●ホームページの作成費用

などなど

【法人事業】の創立費、開業費の例

※法人の場合は、開業準備期間の費用は「創立費」と「開業費」に区別されます。

個人の場合は、創立費用は、開業費用に含まれているような区分になります。

「創立費」

●法人の設立費用(登記費用など)

●事務所や店舗の賃貸料

●設立準備スタッフへの給与

など

「開業費」

●名刺作成代金

●印鑑作成費用

●交通費用

●ホームページの作成費用

など

起業準備中の領収書等は、必ず保管しておきます。領収書などが発行されない場合は、きちんと支払伝票などを作成し、記録を残しましょう。